介護職員初任者研修とは
介護職員初任者研修は、介護の仕事に就きたい方、または家族介護のために介護の知識を身につけたい方のための研修です。介護職員として働くための基礎知識や技術を習得することができます。
高齢者介護や障害者福祉の分野で働く介護職員の資格取得の一環として位置づけられており、研修修了後には「介護職員初任者研修修了者」としての資格が得られます。
したがって、これから介護の仕事を始めたいと考えている方が受講されるケースが多いですが、他にも、現在「ご家族を介護されている方」や「将来、親の介護をする時のために」といった理由で受講される方もたくさんおられます。また、初歩的な学習からはじめますので、外国人介護人材の方にとってもおススメの研修になります。
介護職員初任者研修を受講するメリット
就職・転職活動に有利になる
介護業界は人手不足が深刻化しており、多くの施設で初任者研修修了者を積極的に求めています。厚生労働省の調査によると、初任者研修修了者の求人数は、無資格者の3.5倍にもなります。
給与が上がる
初任者研修修了者と無資格者では、給与に差が出る場合があります。厚生労働省の調査によると、初任者研修修了者の平均月給は約20万円なのに対し、無資格者は約18万円となっています。
キャリアアップを目指せる
介護職員初任者研修は、介護職員として働くための基礎知識を学べる研修です。この研修を修了することで、介護職員としてキャリアアップを目指すことができます。
仕事の幅が広がる
介護職員初任者研修修了者は、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、グループホーム、訪問介護など、さまざまな施設で働くことができます。
将来性がある
高齢化社会が進む日本では、今後も介護職員の需要は高まっていくことが予想されます。介護職員初任者研修を取得することで、将来性のある仕事に就くことができます。
家族の介護に役立つ
介護職員初任者研修で学んだ知識は、家族の介護にも役立ちます。
このように、介護職員初任者研修を受講するメリットはたくさんあります。介護業界で働きたいと考えている方は、ぜひ初任者研修を受講することをおすすめします。