FAQ

Q:介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修とどちらを受講すべきですか?

介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修は、それぞれ異なるレベルや目的を持った研修プログラムです。どちらを受講すべきかは、個々の目標やキャリアプランによって異なります。

介護職員初任者研修

初心者向け: 介護の基本的な知識や技術を学ぶためのプログラムです。

入門レベル: 介護職について初めて学ぶ人や、基本的な介護スキルを身につけたい人に適しています。

介護職員としての基礎を身につけたい場合: 介護の現場で働くための基礎的なスキルや知識を学びたい場合に適しています。

介護福祉士実務者研修

実務レベル: より高度な介護スキルや知識を身につけるためのプログラムです。

キャリアアップを目指す場合: 介護福祉士やより高度な資格取得を目指す人、または現場でのリーダーシップや管理職を目指す人に適しています。

介護の専門知識や高度な技術を身につけたい場合: より深い理解やスキルを身につけ、より高度な介護サービスを提供したい場合に適しています。

初めて介護の仕事に就く場合は、まず介護職員初任者研修から始めることが一般的です。その後、経験を積んだり、キャリアをさらに進めたい場合は、介護福祉士実務者研修を受講することを検討することができます。

特に初心者や外国人介護人材の場合は、初歩的な知識・技術を学ぶ「初任者研修」から受講した方が、学習したことと現場での業務との繋がりを理解しやすいです。

初心者の方で介護福祉士取得のために必要だから…という理由で「介護職員初任者研修」を受講せずに「介護福祉士実務者研修」を受講されるケースがありますが、介護福祉士取得後に活躍できる人材は、基礎をしっかり理解している人材です。

したがって「介護職員初任者研修」から順に受講されることをおススメします。

Q:介護福祉士を取得するルートを教えてください。

介護福祉士を取得するには、主に以下の3つのルートがあります。

1. 養成施設ルート

厚生労働大臣指定の養成施設でカリキュラムを修了することで、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。養成施設には専門学校、各種学校などがあります。

2. 実務経験ルート

介護の仕事に3年以上従事している方は、実務経験に基づいて介護福祉士国家試験を受験できます。ただし、実務経験だけで受験できるわけではなく、厚生労働省が定める「介護福祉士実務者研修」を修了する必要があります。

3. 福祉系高校ルート

指定の福祉系高校で介護に関する科目を履修することで、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。